スイス



 スイスのマップ

スイスのマップ

                     (カーソルを地図に合わせると行程ルート地図に変化します)


 今回の旅は、妻の定年前に 会社から公休3日と旅行クーポンが支給された定年旅行の記事です。 行き先は、永世中立国の”スイス(スイスランド)”です。 今回のツアーは、スイスアルプスの五大峰を巡る旅行で天気予報は、曇りか雨の最悪な予報でした。 サンモリッツに2連泊してペッツベルニナアルプス観光と翌日の氷河特急パノラマ車両にてアンデルマット駅へ アンデルマット駅からツアーバスに乗り換えサースフェー村のバス停からミシャベルアルプスを観光します。 3日目からツェルマットに2連泊してゴルナーグラート鉄道に乗ってマッターホルンを観光後、 ガイド付きの下り登山ハイキングをし、午後の自由時間でフーリからツェルマットまで下り登山をします。 翌日は、ツェルマットの次の駅、テーシュ駅からツアーバスで3時間移動し、 モンブラン観光のロープウェイに乗ってエギーユ・デュ・ミディー展望台に向かいモンブランを鑑賞します。 5日目からグリンデルワルドに2連泊してロープウェイのアイガーエクスプレスにてユングフラウヨッホを観光をします。 今回のツアーは、添乗員の山極さんとツアー客18名のLOOK JTBのパック旅行てす。


 十勝帯広空港から羽田空港へ




十勝帯広空港から羽田空港へ”


 スイスへの出発には、十勝帯広空港を経て羽田空港へと移動します。 既に北海道の士幌町の移住体験住宅に住んでいるので、1時間30分程でとかち帯広空港に到着します。 駐車場が無料なので長期の旅行には重宝します。 とかち帯広空港で昼食を済ませ14:25のAIRDO機で羽田空港に向かいます。 成田空港発のツアーなので羽田空港から成田空港まで空港高速バスで移動して成田空港近くのアートホテルに前泊します。 このホテルは、前回のニュージーランドの際に利用しました。温泉があるので再び宿泊しました。


 スイスインターナショナルエアーラインズ機内


スイスインターナショナルエアーラインズ機内”


 スイスまでのフライト時間は、ロシアを回避した北極廻りで13時間45分のフライトです。 国内通貨は、ユーロ圏内にありますが、スイスフランが国内通貨となりますので成田で換金しておきます。 機内食は、2回ありますが、14時間後にスイスでホテルに向かうだけなので映画を5本鑑賞しながら白ワインを戴きます。 北半球は、夏季で北極圏は、白夜の状態が機外で展開し暗くなるタイミングはありません。


 チューリッヒ国際空港


チューリッヒ国際空港


 スイスのチューリッヒ国際空港に到着するのは、現地時間18:47です。 到着1時間前に2度目の食事が出てきます。最近では珍しくスイス航空では、金属のスプーンとフォーク、ナイフです。 空港に到着するとゲートEからリニアモータートレイン(スカイメトロ)で入国審査に向かいます。 スイスの公用語は、ロマンシュ語、ドイツ語、フランス語、イタリア語の4つです。英語も通じる様です。 荷物を受け取って入国審査を済ませるとツアーバスに乗り込みますが、既に予定時刻を1時間経過しています。

 チューリッヒからサンモリッツへ


チューリッヒからサンモリッツへ


 チューリッヒからホテルまでの車窓には、険しい山々と湖を眺めながら 夜の国道を約3時間かけてサンモリッツのラウディネラホテルに向かいます。 2時間後、トイレ休憩のドライブインに立ち寄りますが、トイレを利用するのに1スイスフランが必要です。 21:00に発車しますが、周囲は暗くホテルに到着したのは、23:00でシャワーを浴びたら翌日に備え就寝します。

 ラウディネラホテル


ラウディネラホテル


 サンモリッツ郊外に建つ ラウディネラホテルからサンモリッツ湖周辺を散策します。 朝もやに見え隠れする山々を写真撮影しながら散策していると、サンモリッツ湖には、オオバンの親子が 湖面の餌を探して泳いでいます。 1時間ほど朝の散歩をすると7:30から朝食ですので、ホテルへと戻ります。

 サンモリッツ鉄道駅


サンモリッツ鉄道駅


 サンモリッツ市街に向かう市内循環バスに乗ってレーティッシュ鉄道のサンモリッツ駅(2082m)に向かいます。 高台に立つセレブの住むドルフ地区を巡回してサンモリッツ駅に着くとベルニナ急行に乗車するまでの30分ほど周囲を散策します。 車両には箱根の文字が表示されており箱根登山鉄道とベルニナ急行は、1979年に姉妹提携しています。 ベルニナ急行の後ろの2車両は、展望車両となっていて自由に行き来できます。

 ベルニナ急行


ベルニナ急行


 9時48分発のティラノ行きのベルニナ急行がサンモリッツ駅を出発するとスイス南東部を南下して各駅に停車していきます。 沿線では、山の斜面でサイクリングを楽しむ人たちが途中の駅から自転車のまま乗り込んできます。 一般の乗客がツアー車両の空き席まで押し寄せてきて身動きが取れなくなりますが、4駅ほど進むと居なくなりました。 ベルニナ特急は、長いトンネルを掘らずに山肌に沿って1m進むごとに7cm登る構造になっていますが、 この程度の上りではラックレールを使わずに登っていきます。 車窓からは、放牧された牛や山羊、川や湖に雪を携えた山々と様々な情景が展開していきます。

 ブルージオのオープンループ橋

ブルージオのオープンループ橋


 ティラノ駅の3つ手前の駅ブルージオを出発すると車内の乗客が忙しなく動き始めます。  暫く谷あいを走行するとベルニナ急行の最後の見所のオープンループ橋に近づきます。 旅番組でも必ず取り上げられるスイス観光最大の観光スポットです。 二人で展望車両に移動して絶景写真の撮影に挑戦しました。 ベルニナ急行は、ティラノ駅(463m)にて終点となります。 こちらでツアーバスに乗り換えペル二ナディアボレッツァ駅(2082m)まで戻ります。

 ペル二ナディアボレッツァ駅

ペル二ナディアボレッツァ駅


 ロープウェイ乗り場では、アイペックス(山羊)の剥製がお出迎えです。 今回のツアーの五大名峰のピッツベルニナ(4049m)にはペル二ナディアボレッツァ駅から ロープウェイに乗ってディアボレッツァ展望台(2973m)に辿り着きます。 眼上には、名峰のピッツベルニナとアルプスの山々がそびえています。 眼下には、ペルス氷河が山頂から山裾に伸びていますが、氷河の切れ間が序々に山麓まで迫っている様です。

 ディアボレッツァ山頂レストラン

ディアボレッツァ山頂レストラン


 レストランを外観から眺めると窓にピッツベルニナとアルプスの山々が映って絵画が貼ってある様に見えます。 ツアーの行程上、昼食がこのレストランとなっていますが、時間は14:30です。  少々遅い昼食ですが、絶景を見ながらの昼食も良いですね。 メニューは、サラダにビーフカレーにアイスデザートです。ライスがパッサパサでいまひとつです。 再びロープウェイに乗り下山すると駐車場で待つツアーバスに乗り込みサンモリッツ駅まで戻ります。

 サンモリッツ湖からラウディネラホテル

ラウディネラホテル


 希望者は、ここで降りてサンモリッツ市内が観光できるので降車してドルフ地区への坂道を登っていきますが、 高台に立つセレブの住むドルフ地区も日曜日でパン屋とカフェしか営業していません。 それでもひと通り写真を撮影しながら、高台から沿道を撮影しながらラウディネラホテルへと戻ります。

 サンモリッツ湖周辺

サンモリッツ湖周辺


 夕食が18時からなので、一旦ラウディネラホテルへと戻り食事を済ませると時間の限りサンモリッツ湖周辺を散策していきます。 今朝、見かけたオオバンの親子が気になっていましたが、湖の草地には複数の親子が確認できました。 同じオオバン(ツル目クイナ科)でも成長具合が様々で夕刻のひとときに癒されました。 ラウディネラホテルへと戻ると暖炉の炎が心地よくロビーで1時間ほど居眠りをしてました。


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